アフリカ大好きマルチリンガル・りさぴょんです。
今日は、青年海外協力隊に行くのをお勧めするかしないか、私の意見を書くぞー!これは賛否両論あるので、ぜひいろんな方の意見を聞いてみるといい。
(青年海外協力隊が2019年にJICA海外協力隊と改名されたようです。)
「りさぴょん!あなたは友人に協力隊に行くことを進める?」
答えは、YES!!
ここでは4つの理由を説明してきます。
①ネットワーク(コネ)が広がる。
色んな分野の人とつながりができて、隊員後も、先輩後輩隊員や他の隊員を紹介してもらうことができて、とても仕事がしやすくなる。また、相談できる開発業界の人たち(JICA、大使館、NGO等)と知り合いになれる。
先輩隊員が開発コンサルにいるので、仕事の内容やそこの会社の事情を聞いたり、大使館で働く人に現地の最新情報を聞いたり。
現地の情報を得ることは優先順位が高いけど、自分で調べたり、現地に実際に住んでみるとか、実際に就職してみるのは大変なので、いろんな分野に隊員さんがいて、協力してもらえます。それは同国に派遣された同期隊員、先輩隊員、後輩隊員だけでなく、隊員というだけで親近感がわくので、お互いかなり助け合っていると思います。隊員の友人から全然派遣のタイミングも地域も違う隊員を紹介してもらって、仲良くなったりします。
たとえば、PLASで仕事を始めたときに、ケニアはよく知っているけど、ウガンダはよく知らない。現地に行ったときに、現地に住む日本人と一緒にごはん行きたいなーなんて。そんなときは、隊員つがなりで紹介してもらって、地の利のない街を案内してもらったり。
私のようにNGOで短期出張で、現地に行く場合は、すでに住んでいていろんな情報を持っている隊員さんはとても助かるんです。情報を提供する側の隊員さんも、元隊員と聞くと、警戒レベルが少し下がると思うw
また、JICAの採用や国連機関を受けるためのJPO情報を交換することもできる。就活状況を交換できるのもすごくいい。
隊員というだけですごく距離が縮まり、すぐ仲良くなる。
それはやっぱりみんな異国の地で、違う文化の中生活をした経験があると分かり合えるものが多い。
②途上国での経験を積める。
国際協力で働いていくときに、
採用側は途上国で旅行ではなくて、現地に住んだことがあるか見ます。
水がない、電気がない、言葉が通じない、自分がどこにいるかわからない。
そんな経験をすると、異なる文化や宗教の中で自分の考えがすべてではないことを知り、物事に柔軟になりました。
また、現地の人とうまく関係性を作るかというのを2年間でいやってほど勉強します。ウガンダで「お金、お金」と言ってくる人に対して、ちゃんと向き合えるようになった。
実際に現在NGOで働いていますが、採用をするときに、
「アフリカに1か月だけ行ったことあります」
という人は、海外事業担当に採用するのは勇気がいります。
現地の人にうまく対応できるのか不安が残ります。
このようなNGO、JICA,大使館等々のポジションでは、現地に住みながら、国際協力の仕事をすることが前提になるため、途上国に住んで現地の人と一緒に活動したことがあるということは、必須条件だったり、有利な条件となります。
もちろんJPOやUNVを狙っている人が現地業務経験が必須なので、隊員で現場経験が積めるので、かなりおすすめです。
③安全性が高い。
JICAは安全にめっちゃきびしい。
行ってはいけない場所や、バイクに乗ってはいけない、首都は基本歩いてはいけないのでタクシー移動等の決まりがたくさんあります。
縛りが多くて、隊員は窮屈に感じますw
しかし、初めて途上国に住む人がほとんどなので、安心がほしいですよね?
家もセキュリティーの良いところにしか、住めません。
現地のセキュリティーオフィサーが実際に家を見て、OKが出ないと住み始められません。
家の出口と寝室のドアに鉄のドアを追加で付けてもらうことが多く、工事している間はホテルに泊まることもよくあります。
④手当がいい。
隊員に行くのに、奨学金の返済をしていて、貯金がなかった。
そんな私でもいけます。
派遣前の訓練中でも、手当が出るし、現地でも十分な生活費がもらえます。
2014-2016年のケニアは月390ドルでした。
国によって変わります。田舎暮らしだけでは使いきれません。
またに首都に行って、豪遊しなければw
私が隊員に参加した、2014年は渡航準備金というものがあって、10万もらえました。
それで、パソコンやスーツケース等の準備をしました。
国内積立金という手当もあり、2年後帰ってくると200万円弱たまっています(2016年時点)。
そのお金を大学院の学費にする人もいます。
他にも利点はたくさんありますが、ここで。
隊員の落とし穴についても、今度書きたいと思います。