わたしが大学院に行きたかった理由は、3つ。
これを前提にどう決めたのか。
日本か海外か?
私は協力隊に行ってから、ケニアの子どもの社会保障について研究をしたいと考えました。
開発学の中で子どもの支援をどう考えるかというのを勉強したったのですが、
日本の大学院では勉強できる大学院がないじゃないか!
子どもの権利について教えている先生はいましたが、やりたいこととちょっと違いました。
日本の国立大学院に行くことが一番安いと思ったのですが、やはりやりたいコースに入れないのだと意味がありません。
開発学で有名なイギリスで探し始めました。
- 留学していた友人に話を聞く
- 大学院留学をサポートする民間企業に申し込む。
私はbeoにしました。無料相談をして担当の方がよさそうでした。
私の時は1万円を払えば、無料の相談や、大学院の出願を代行してくれてました。担当の人がついて、メールでいろんな相談や大学に出す書類の準備を手伝ってもらいました。
このような勉強をしたいので大学院を探すのを手伝ってほしいと依頼して、実際に自力では探せなかった大学を1,2校紹介しれくてました。
私大学を探していく中で、私個人が感じたメリットデメリット。
海外大学院メリット
- 英語力が伸びる。
- 英語の文献数は世界一。
- 世界中にネットワークが広がる。
- 国際力豊かな環境でディベートに打ちのめされる経験ができる。
海外大学院デメリット
- お金がかかる。私は1年半で400万円。
- 英語力についていけず、授業が理解できない
- 英語の論文の書き方を勉強する必要がある。
日本大学院メリット
日本大学院デメリット
- 日本語の文献数は少ないが、英語の論文にアクセスが限られている。
- 海外の団体や活動家とネットワークができない。
- 日本で論文を書くと読んでももらえる人が限られる。
- 海外の大学院を卒業していると英語力があると思われる。
出願した大学院先
<私が出願したのは、この3つ。>
International Institute of Social Studies (ISS)
Major: Social Policy for Development / Specialization: Children and Youth Studies
https://www.iss.nl/en/education/ma-development-studies/specializations/children-and-youth-studies
University of Sussex
Children and Youth Studies MA
https://www.sussex.ac.uk/study/masters/courses/childhood-and-youth-studies-ma
Brunel University London
Children, Youth and International Development MA
https://www.brunel.ac.uk/study/postgraduate/Children-Youth-and-International-Development-MA
SusesexとBrunelはbeoから出願しました。
ISSはオランダの大学院でエイジェントを一切使っていませんので、自分で直接出願。
英語の点数が足りていれば、そう簡単に落ちません。
英語の点数が足りない場合はCondiotional offer(条件付き合格)をもらうことがあります。入学までに条件であるIELTS6.5/7.0をクリアすれば入学できますということです。
私はIELTS6.5しかなかったので、
ISSとBrunelはUnconditional offer(無条件合格)。
SussexはConditional offer(条件付き合格)をもらいました。
最終的な決め手
では、私が最終的になぜISSにしたのか?
教授です。
ISSにとても面白い教授がいました。
私の勉強したいこと、東アフリカの児童養護施設に研究して論文を出している先生がいて、とても先生の考え方が斬新で面白かった。
その先生の下で研究をするために最終的に私はISSを選びました。
開発学で有名なSussexで勉強することがはネームバリューもあり、
その後の仕事にも影響するかもしれないし、いろんなコネが作れます。
ロンドンならほかの開発学を勉強する他の学校の留学生もたくさんいます。
しかし、私はその先生の論文を読めば読むほど、はまった。
大学選びも重要だけど、教授まで考えられるといいと思います。
結果。
ISSを選んで、その先生のもとで論文を書けて良かったと思っています!
https://www.iss.nl/en/people/kristen-cheney ←私のせんせい
大学院選び。
イギリスに絞ったり、大学院のネームバリューで選ぶのではなく、ぜひどんな先生がいるのか。どんな先生のもとで論文を書きたいのか、調べて決めてください。