アフリカ大好き国際協力で戦う33歳・りさぴょん日記。

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日本の社会的養護の制度とは?施設養護と家庭養護。

アフリカ大好き・りさぴょん(@LisapyonKenya)です。

今日は日本の子どものケアのお話をしたいと思います。

 この記事は、社会問題について話すCompass が実施した第2回「社会的養護×社会問題」の講演会に参加して得た情報になっています。

 

日本の社会的養護。

 目次

 

社会的養護とは

保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことです。

社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」と「社会全体で子どもを育む」を理念として行われています。

社会的養護 |厚生労働省より引用

 

なかなか堅い文章ですが、ポイントは公的な責任であるということです。保護者が子どもの面倒を見られない、急に保護者が事故になって、他に面倒みる大人がいない場合は、誰がその未成年である子どもの責任を負うのか、政府です。社会です。First duty bearer(最初に責任を負う人)は保護者ですが、Second duty bearerは政府です。これはケニアウガンダも同じです。全世界共通なのかな。

社会的養護といったときに、子どものケアを提供するのは、児童養護施設だけではありません。中井さんが作った図がとても見やすいので拝借。

施設養護家庭養護に分かれています。

私がよくいう施設ケアが施設養護ですね。英語でいうInstitutional care。

家庭ケアは家庭養護で、英語でAlternative family careです。

そう、私は施設養護を減らして、家庭養護を増やす、DI(脱施設化)を目指している人間です。

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だが、残念ですが、日本は圧倒的に家庭養護の割合が低いんです。子どもの最善を考えると家庭養護を優先すれきというトレンドは日本でも起きています。先進国の中ではかなり遅れてます~。

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施設養護

児童養護施設乳児院です。

小宿制(定員12名以下)から大舎制(定員20名以上)まで規模は様々です。施設と言ってもケニアのように100名が大広間にひたすら二段ベットが並んでいるというのはないようです。児童と職員の比率は、3歳未満2:1、3歳以上は4:1、就学児童3歳以6:1とちゃんと決まっています。私がケニアでよく活動した施設は子ども25名に対して、大人が2~3名です。大人が出掛ける時は、高校生上の子どもが3歳未満の子どもの面倒も見ていましたね。

そう考えると日本はしっかり制度と規則があり、それに沿っています。ケニアガイドラインは一応あるけどねw

施設養護の中に、家庭的養護というのもあります。

混乱しづらいのをひとつ。家庭養護は養育者の住居で行うもので、家庭的養護といった場合は施設を基盤として行うものなので、間違えないですね。

家庭的養護はより、小規模の施設ケアですね。

家庭的養護。

家庭養護

 

家庭養護は、少人数で、特定の養育者と同居人と生活を共同できるというメリットがあります。施設だとスタッフの方がシフトで変わるし、何十人もいる子どもの中で何人もいるスタッフの中で、特定の誰かに相手されることは難しいです。限りなく、一般の家庭の形に近いというのが家庭養護の特性です。

 

里親ファミリーホームがあります。

里親

里親には4つの種類があるそうです。ほうほう。専門里親という名前だけあって、専門性のある方が対応してくれるため、障がい児で特別なケアが必要なケースに対応できる方です。かっこいい!!

親族里親ー子どもの親族が両親に代わって養育する里親

義育里親ー保護が必要な子どもを養育する里親

専門里親ー専門的な支援が必要な子どもを養育する

養子縁組里親ー保護が必要な子どもを養育する里親

 実際に里親さんをやってる方のをお話を聞きに行ったことがあります。その夫婦は自分たちに子どもができないことがわかり、里親になることを決めたそうです。義育里親ですね。初めて、子どもが来たときはかなり緊張したようですが、今までいたって普通の家族のように暮らしているようです。10歳から預かっていて、元々の家族に戻る予定はないので、18歳まで里親として一緒に住むようです。今後18歳になったら、自分たちの元から離れてしまうのはとても悲しくて想像するだけでも辛いとおっしゃってましたが、独り立ちさせることが里子にとって一番いいのだと話してくれて感動しました。

里親になることは決して簡単なことではないですが、将来やってみたいなと思うストーリーを聞けました。

 ファミリーホーム

     イメージ図

厚生労働省が定めた第二種社会福祉事業で「小規模住居型児童養育事業」を行う住居を「ファミリーホーム」といいます。一般的な一軒家に養育者の方が住んで、5~6人のこどもを預かり、生活しています。ただ一緒に住むということだけでなく、こども同士の相互の交流を活かしながら、基本的な生活習慣を確立するとともに、豊かな人間性及び社会性を養い、将来自立した生活を営むために必要な知識及び経験を得ることに主要な目的があります

https://www.japan-familyhome.org/whats-familyhomeより引用

 

DI(脱施設化)を目指しているのは、世界中のトレンドです。子どもの最善の利益を考えたときに、家庭養護が必要な場合が多いです。一人一いに沿ったケアを提供するために、キャパオーバーで受け入れ無理という状況は避けたいですよね。

日本はアフリカのように、児童養護施設化ビジネス化して、子どもが商品化されることはありません。簡単に児童養護施設に訪問できないし、施設にいる子どもたちが歌やダンスをお客さんに披露しないといけにシーンなんてありません。

今日はちょっと制度で堅い話になりましたが、ここまで!

 

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【孤児院の支援は危険?】シリーズと関連しているので、こちらもよかったら読んでね。

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