アフリカ大好き~国際協力で戦う36歳・りさぴょん日記。

アフリカ、女性の国際協力のキャリヤや経験を書き残していくためのブログ。

MENU

オランダの大学院・ISSの学生寮について。ドミトリー生活を紹介!

アフリカ大好き・りさぴょん(@LisapyonKenya)です。

今日は私が留学していたISS学生寮について紹介します。

開発学で世界的に有名なのに、オランダにあるせいか、International Institute of Social Studies (ISS)に留学する日本人がおらず、本当に情報がなかったw ブログ書いている人もいなくて、苦労した。

これからエラスムス大学ロッテルダム・社会科学大学院大学ISS)に行くというかなりニッチな方に、ISSのためのドミトリーについて情報をお届けしたい♡

オランダのISSでの寮生活。

ISS修士課程に150名、博士課程に150名くらいいます。エラスムス大学に吸収されて、配下にありますが、エラスムス大学はロッテルダムにあって、ISSはハーグにあるので、お間違えように!

修士課程(master)の人たちは75-80%が寮に住んでいると思います。オランダという異国で、部屋を探すのが大変ということもあるし、ハーグに限らず、オランダは年々家賃が高騰していて、プチバブリーです(コロナ前の話ね)。同じ寮の子とmajorを超えて、仲良くことが多いので、ISSの寮に文句がある人もいますが、おすすめです。

学生寮の種類

寮の種類と部屋のサイズ

Rental prices | International Institute of Social Studies | Erasmus University Rotterdamより引用

 

ISSが管理する寮はこの4種類です。ひとつひとつ特徴を説明していきますね! 

Bazalaan(バザラーン)

Dorus(ドラス)

Gondelstraat (ゴンデルストラート)

Buitenom (ブイトノン)

 

Bazalaan(バザラーン)&Dorus(ドラス)

Bazalaanの写真。4階建て。エレベーターはありません。

この2つの寮は、学校の隣にあります。徒歩2分とか。雨の日は傘いらないかもw

部屋は自分のベット、デスク・テーブル、冷蔵庫、小さいテーブルとイスがあります。日本アパートで4-6畳の部屋に住んでいた私にとっては、結構広いw部屋にはお風呂とトイレもついています。もちろんシャワーです。湯舟とは1年半さよならです。キッチンだけ同じ階の人と共有です。4,5名で共有します。必然とその4-5名で仲良くなりますね。大きな5階建てだったかなくらいの大きいアパートに個室がすばーっと並んでいます。

Dorusの一階は共有スペースになっていて、卓球台があったりします。Dorusの一番の問題は、学校のパーティがあるときはここで行われることが多く、スピーカーを使ってガンガン音楽を踊ることが多いので、上に住んでいる人が寝れませんwあまりパーティが好きではない人もいるので、音楽の時間は制限しようとか色々話合いがありました。7階建てだったかな。エレベーターと階段があります。

Bazalaanは一階から部屋になっているので、建物全体的には静かだと思います。4階建てですが、エレベーターはなくて、4階に住んでいた同級生はちょっとめんどくさそうでした。

●値段ーは610ユーロくらい

●長所ー部屋にお風呂がある、少人数でキッチンをシェア、学校が近い、中心街もすぐ。

●短所ー値段が高い、大人数なので、たまに問題が起きる。

 

Dorusのキッチンでみんなでごはんを作って食べることはしょっちゅうありました。インドネシア、韓国、日本でごはんを食べてることが多かった。いい思い出だな~。少しインドネシア語も覚えてたのに、全部忘れたな~。

Gondelstraat (ゴンデルストラート)

私が住んでいた寮です。

f:id:lisamiseki:20200617144244j:plain

Gondelstraatは、部屋のサイズによって料金が変わるシステムです。また、学校から、自転車で15-20分くらいで海にかなり近いのが特徴です。スヘフェニンゲン(Scheveningen)というビーチまで、徒歩5分でいい気分転換になります。スヘフェニンゲンは、日本語で「スケベ人間」と呼ばれる場所でよく知られていますwまた、ちょっと雰囲気のよいレストランやバーが海辺にあり、おしゃれです。高いので、ぜんぜん行かなかったけど。また海の上に観覧車があります。夏は地元の人も含めて、日光浴でビーチがいっぱいになります。

学校には自転車で15分、トラムでは5分(150円くらい?)です。大雨の時は、自転車ではなくてトラムに乗るときはありましたが、オランダ人は雨の日でも大雪の日でも自転車に乗ってますw

私は最初に学校側に、Gondelstraatを希望して、学校から部屋を決められて、住み始めたら、20㎡の広い部屋だったので、Dorusとかと同じくらいの600ユーロを払っていました。安いと思って選んだのに!私たちが9月に入学して、一年前に来ているひと学年上の修士の先輩が12月に卒業するので、その際に、一番小さい部屋11.3㎡に移動して、392.58ユーロになりました。

Gondelstraatでは部屋によって結構賃料変わるし、道路側がいいとか、内庭側が日当たりがいいとかあるので、部屋ごとのプライスリストを学校側にもらうといいと思います。私が住んでいた12番の部屋は2階で唯一プライベートバルコニーを持つ部屋でした。かなり狭いですが、私は学校の図書館で勉強していたし、何より安いので、みんなにいいなと言われました。10月か11月くらいに、寮を管轄しているISSのスタッフに12月に先輩が出たら。1月から○○番の部屋に住みたいと言えば、予約ができます。入学前でも空いていれば予約ができるので、かならずスタッフに聞いたほうがいいです。

●値段ーは410~610ユーロくらい

●長所ー部屋にお風呂がある、少人数でキッチンをシェア、学校が近い、中心街もすぐ。海が近い。

●短所ー二部屋でトイレとお風呂は共有。3階建てで、1階と2階に大きめなキッチンがあるので、混んでるときも多い。学校が遠い。

Buitenom (ブイトノン)

この寮は男性限定です。GondelstraatのようにISSが昔から持っている寮で古いです。その代わり安いので、12月に先輩たちが出ると、移動するひとでいっぱいになります。

こちらもGondelstraatと同じくらいの値段だと思います。学校には自転車で10-15分でそこまで遠くないです。

すみません、この寮はあまり知らないです。

学生寮の生活は?

個人の感想は、寮生活はストレスフルですw

同じ寮の人は特に仲良くなって、一緒に勉強したり、一緒にご飯食べたりをする。同じmajor以外の子は、寮が同じではない限りどんどん話さなくなるので、寮と同じの子とは繋がっています。私はインドネシア人の友人と日曜日はバドミントンをよく行ってました!

が、私は個人主義(Individualist)だと言われましたw夕飯はキッチンで作っても自分の部屋で食べることが多く、交流はほどほどだったので(笑)また、夜までスピーカーを使って、音楽を爆音で流す酔っ払いがいたり、パーティー夜通しして、朝キッチンに行ったら、めちゃめちゃ汚かったり。

火災報知器がすごい簡単に鳴るんです。消防署から消防士が夜に駆け付けて、大変だったという想い出がありますが、今ではいい思い出です。みんなパジャマで夜に一階に集まってきて、「なに?」「誰がやらかしたの?」とかしゃべっています。消防士の方がすごいイケメンでみんなで隠し撮りしたのもいい思い出w

誰かと住むというのは、ストレスフルだけど、ひとりでは想い出がこんなに作れなかったなと思っています。

学生寮以外の選択肢はあるか?

ISSが管轄する寮以外に一般で貸し出ししているアパートを借りている人もいました!大変なのは、大家さんとの交渉(オランダ人は英語話せます)です。また、6か月分の家賃を一気に払ってほしいと言われることもあり、断念した同級生もいました。

ISSの学生ではない、同じ国の友人を付けてシェアしたり、ISSの先輩が住んでいたスタジオタイプ(日本の普通のアパート)の部屋を借りたり、コネクションがあるときは比較的楽なようです。

日本人で奥さんと息子さんとISSに来ていた家族は、2Kの部屋を借りていました。その部屋を私の同級生2人で借りて住んでいました。最初から自分で一般のアパートを借りるのは難しいので、一度ISSの寮に入ってから、外を探してもいいかもしれませんね~。

スポーツジム・体育館

ISSはスポーツジムを持っていません。その代わりにGondelstraatから徒歩3分のところにある公共の体育館をISSのお金で借りています。日曜日の17:00-20:00まで、体育館を貸し切りにしています。17:00-19:00までは、バドミントン3面、卓球、バレー、バスケをして、19:00-20:00まではフットサルをやっています。

ソフトテニサーの私はバトミントンにハマり、かなり本気で毎週練習していましたw本気すぎてみんなひいてたかなwインドネシア人は国技かと思うくらいみんなバドミントンがうまくて、Gondelstraatで一緒だったインドネシア人男性3名によく混ぜてもらい、かなり鍛えてもらいました。

Dorusに住んでいる人は普段から自転車に乗っている人が少ないため、日曜日のスポーツタイムに来る人はだんだん少なくなっていましたw

体育館で記念撮影。

オランダでの生活は夢だったのかと思うくらいあっとという間の1年半でした。

死ぬほど勉強して、いろんなバックグランドの人と出会って、旅行にいって、バドミントンして、みんなでご飯食べて。ISS修士を書くだけでなく、寮に住んで一生の仲間を獲得してね!