アフリカ大好き・りさぴょん(@LisapyonKenya)です。
今日は珍しくブックレビュー。シェアハウスにある本を手に取ってた面白い。友人によると、作家の橘玲(たちばなれい)さんの書いた本は経済学方面から幸せについて書いていて有名だよ~ということでした。
今日は内容とそこから考えた私の人生を振り返ってみたいと思います~。
目次
橘さんが考えるミライを決める「3つの資本」
幸せと考えた時、どんな要素が必要でしょうか。私は「仕事がある」「仕事がたのしい」「ほしいものが買えるお金がある」「仲良い友人がいる」「家族がいる」「やりがいを持っている」等々を思い浮かべました。
最初に面白いな思ったのは幸福の条件を「設計できるもの」と「設計できないもの」があり、さらに年々「設計できないもの」が減ったということ。ん?と思うかもしれません。科学技術の大きな進歩によって、HIVは抗HIV薬が産まれて死なない病気になったり、身体障害を持っている人が義足の開発によって早く走ることが可能になったこと等を橘さんはあげています。
「運命」とされたものが「設計できるもの」になっている。
というのです。確かにそんな気がします。昔は無理だったことが、インターネットが発達してできるようになったことが多いし。私の家族は誰も大学に出ていないし、海外にも行ったことがなく、女性が主婦になることが多かったですが、私自身は、大学にも行き、海外に住んだり、学んだりできました。
橘さんは、幸福の3つのインフラとして、あげているのがこれです。
①金融資産
②人的資本
③社会的資本
①金融資産
お金をいくら持っているかだけでなく、資産も入っているので、株、家、土地すべての所有物が入ってきます。ベットだとしても2万円以上の価値があると思ってあなたが買ったものなので、ベットは2万円の資産。株でいえば金融資本を金融市場に投資して「富」を得ています。
②人的資本
自らの労働力を労働市場に「投資」して給与や報酬という「富」を得る。
③社会的資本
まわりのひとたちとの関係性から「富」を得る。
この3つのバランスなわかです。橘さんはこの3つをパーフェクトに持っている人がいないと書いてもあります。この3つの資本を元にいまの自分を考えると、こうなりました。偏っていますw
①金融資産×
貯金はないし、株も持っていないし、保険には入っていないし、年金も期待できないよね~w最近NISAとiDeCoに興味を持ち、友人が進めるまま、iDeCoを始めようと思っていますw
②人的資本△
現在にNGOの仕事は給与が安いので、△にしました。生活できるくらいはもらっているけど。
③社会的資本◎
周りの友人には恵まれていると思う。仕事関係者も、テニスも、国際協力関係も面倒してくれる人がいるし。これは大きな財産だよね。
こうした時に私はお金のない女子となるわけでが、ここで「リア充」と「プア充」の話が本に出てきます。
「リア充」一流企業に勤めたる、友達や恋人がいてネット上だけでなくリアルが充実している若者
「プア充」ー貧困ラインをおおきく下回る年収100~150万円の地方の若者たち。
しかし、プア(Poor)なのに充実しているの?と思うかもしれませんが、この本では地方の若者は地元の小さい仲間と一緒に遊んだり、信頼し合っている社会的資本をかなり持っているということでした。
私は給与が少ないし、資産もないけど、社会的資本と言われるわかりの人に恵まれているので、リアル充実していると思っても、どちらかといれば、「プア充」に違いのか?と思いましたw逆にガッカリwww
34歳、独身、NGO職員。
社会的資本だけたくさん持っているプア充ですが、自己肯定感は高く、幸せ度高めだと自分では分析しています。
この本を読んで自分はどんな部分を持っていて、持っていないのか分析して、幸せについて考え直すことができました。現地の住民の幸せを考える立場としても、参考になる本でした!また、橘さんの本を読みたいと思います!