アフリカ大好き~国際協力で戦う34歳・りさぴょん日記。

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ケニアの田舎ビタでCOVID-19感染した人の話。PCR検査はナイロビで!

アフリカ大好きりさぴょん(@LisapyonKenya)です。

2021年1月~2月でケニアに出張に来ています。今回は、  ケニア田舎の人がコロナに感染したときのことを書きたいと思います。

 

スワヒリ語で書かれた啓発ポスター。

1. 田舎の生活とコロナの情報

ケニア、ホマベイ県のビタ準区。

ナイロビタウン、空港まで車で1時間、飛行機1時間+車で3時間の街です。ほとんどの人が水や電気がない生活を送っています。この地域はビクトリア湖に囲まれており、湖まで何キロも歩いて、水を汲みにいき、頭にタンクを載せて、家まで帰る様子が見られます。ロバを持っている家も多く、ロバの背中に水タンクを4つ乗せて、運ばせます。

普段から衛生環境は良くない地域ですが、ビクトリア湖の水もきれいではないので。私はケニアに住んでいたし、おなかが強いので、水を沸騰させてから飲んでいます。旅行者の方で、おなかを壊しやすい人がミネラルウォーターを買うのがよいです。大学生の時に歯磨きするのも、ミネラルウォーターでやっていたのが懐かしいです。

住民の方に、コロナ禍の様子を聞きました。2020年3,4月COVID-19が流行り出したころは、住民が”コロナ”と聞くけど、何かわからず恐いと、とにかく外出を控えたそうです。今では政府やNGOの啓発活動により、飛沫感染をするということがわかり、手洗いやマスクを着用することで予防できると、多くの住民が知っています。まあ、危機感を持って、マスクをしているかはまだ別だけどw

ケニアでは各保健局に保健ボランティア(Community Health Worker)と呼ばれる人たちがいます。職員だけではカバーできないエリアから、ボランティアを募り、研修を行います。その研修は、国連機関やNGOがお金を出していることが多く、ランチが出たり、手当て、交通費が出されます。そのため、ボランティアというよりもその手当を目当てに参加する人が多くいます。(保健省の職員を雇うよりは安いので、この制度は高お金が続くのであればよいと思っています)

保健ボランティアと村長さんがコロナ感染予防の研修を受けて、住民へ情報を届けています。住民の人も相談したいときに近くのクリニックに行くとお金を払わないといけないけど、保健ボランティアに電話してどうしたらよいか簡単に相談することができます。保健ボランティアは、簡単な研修を受けただけなのに、間違った情報を流してしまうということもありますが、住民にとって身近な存在です。

 

2. 体調不良からPCR検査まで

<感染した人の話>

①ビタに住んでいるが、用事があって、キスムを通って、ナイロビに何回か行った。

②熱やだるさを感じて、マラリアか腸チフスかと思って、病院で検査したが陰性。

③2日経っても回復しないので、他の病院で検査したが陰性。

ケニア政府の保健省が持つ「コロナ対策センター」に電話。翌日に病院でPCR検査するように指導をもらう。

⑤病院に行き検査を行う。ビタの病院では検体を調べる機器や技師がいないため、サンプルを地方都市のキスムに持っていく。結果が出るまで、家から出ないように指示。職場にも連絡をする。

⑥3日後、「陽性」という結果を受ける。なんとなく体調が悪い程度だったので、家で自主隔離することになった。職場も2週間の閉鎖になった。特に濃厚接触者と指定された人がおらず、職場の人たちもできるだけ家にいるようにという緩めの指示。

⑦自主隔離中は、「コロナ対策センター」の人がたまに電話をしてくれたようで、体調はどうか、家族とはどうやってコミュニケーションを取っているのか確認してくれたようだ。

⑧2週間後に再度保健省の人からの指示でPCR検査を行った。3日後に「陰性」の結果を受けて、保健省が家と職場の消毒作業をしに来て、完了。

 

ここまでの話を聞いて、ケニアの田舎でこんなにちゃんと対応してくれるの?っと思ってしまった。「コロナ対策センター」が自主隔離中に電話してくれて心理的なサポートもしてくれたということだった。やはり感染した人は、ちゃんと治るのか心配になるし、周りから差別を受けるかのせいもある。今回感染した彼は職場の人からも責められることはなく、受け入れてくれたということだった。

 

どこから感染したのかは明らかになってはいないが、ナイロビやキスム等大きな都市に行った時に感染したのではないかと考えている。

 

街ではこんな感じで使い捨てのマスクを売っている。青い袋の右隣にあるやつわかります?

マスクを売っている様子。

これです。1枚10円。

3. 隔離施設

各県に設置されているCOVID-19感染者用の隔離施設(Isolation center)。

ホマベイ県は人口 1,131,950 人(2019年)。それに対して用意していあるベッドは10床。すぐにパンクしてしまうのでは、、、。訪問時は入院の受け入れをしていなかった。最後に受け入れたのは2020年8月らしい。基本的には軽症者なので、自宅隔離をしてもらい、重症患者の場合はこの施設では対応できないので、県外の施設を照会する。そしたら、この施設の意味はないのではないかと思った私。

 

新しく日本から支援してもらったというベッド。

隔離病院のベット。訪問時は受け入れ態勢を準備中で誰も入院してなかった。

自宅隔離と言っても、ケニアの家は部屋数が少ない。土壁の家は2部屋しかなくて、リビングと寝室があるくらい。狭い寝室にみんなで寝ている。子どもが高校生くらいになると、家の隣に新しい家を建ててそこに男の子は暮らしだすというのが習慣だ。それくらい大きければ別に過ごしているけど、お金がなくて、まだ家をもらっていないという高校もいる。女の子だとお嫁に行くのが前提なので、家をもらっていない。

家だときれいな水もないし、積極的に病院で隔離した方がよい気がするが、、、。

 

正面にお父さんの家。右側に長男の家を建てるのがルオ族の習慣。

4. 外国人/旅行客が感染した場合

まず、ケニアに限らず、COVID19に感染しているとわかった時に、県を超える移動ができない。そのため、検査したいときは、ナイロビに移動してからにしたほうがよいと良いと勧められた。地方で重症化しても対応できる病院がないし、最悪国外に緊急搬送になった時に首都にいたほうがすぐ動けるからた。

ケニア政府は、COVID-19 に感染したことを確認した場合、治療を要する場合は入院し、治療を要しない軽症時は自宅かケニア政府が指定するホテ

ルで療養することを求めている。JICAにもらった情報では、政府指定ホテル(ナイロビ)はこれら。自宅なら料理したり、自由が多いけど、旅行客の場合はホテルになるし、キツイよね。

  • Four Points by Sheraton Hurligham 自己検疫 130$、隔離 175$
  • Ngong Hills Hotel 自己検疫 63$、隔離 80$
  • Swiss Lenana Mount Hotel 自己検疫 45$、隔離 75$

私は今回ナイロビでPCR検査をして、陰性だったので、無事に日本に帰国しました。ナイロビではPCR検査を行っている機関が多いので、事前に予約して自分が泊っているホテルまできてくれ、検査できます。ご紹介しますので、連絡ください。

●Connect Afya

日本人の嶋田さんがやっている会社で今回メールで予約して、検査しました。12,300ケニアシル。陰性証明書や交通費込み。

紹介するので、必要な方はTwitter(@LisapyonKenya)へ連絡ください~。

●Lanset

PCR検査機関。自宅まで来てくれる

https://lancet.co.ke/covid-19-tests/

●eplus

ナイロビ市内と各カウンティに COVID-19 対応可能な救急車を配置している。

https://www.eplus.co.ke/