こんにちは。アフリカ大好きりさぴょん(@LisapyonKenya)です。
今日は友人から「ケニアに行くんだけど、色々教えて~」というケニアへ渡航予定の方に抑えてほしいポイントを書いていきます。
ケニアが治安が悪いので、計画的に行動すべし!
というのが結論です。いつどこのレストランに行き、暗くなる前にホテルにタクシーで戻ってこれるように、レストランに何時に行こうとか。また、ナイロビは通勤時間道路が混んで渋滞になることもあるので、早め早めに行動するといいでしょうか。ナイロビは一般犯罪が多く、注意しなければいけませんが、素敵な国でもあるので、楽しんでもらえるのために、事前に計画しましょう!
目次
<渡航前>
VISA・査証
日本国籍の方でケニアへ渡航する際はVISAが必要になるので、航空券を購入したら、すぐにVISA申請しましょう。
2021年1月1日をもちまして、大使館・空港でのビザ発給業務を終了し、オンラインビザシステムへ移行しました。
昔はナイロビの空港到着時にアライバルビザが取得できましたが、今はできません。必ずオンラインで取得する必要があります。
下記のページからケニアのVISA申請できます。
ケニアのVISA申請に関しては、ニセサイトが出ています。注意してください。オンラインで申請が完了したと思って現地に行ったら、ニセもので入国できないということがあったそうです。オンラインで申請すると、3日後くらいに発行されるというとても優秀な大使館です!3日間で出るからと言って余裕ぶっこいてると意味ないので、航空券買ったら、申請しましょう。
※2024年1月にVISAは廃止されて、eTAに変わりました。
こちらから最新情報をご確認下さい。
たびレジ
こちらはケニアに限りませんが、海外に旅行する際に登録することを外務省がおすすめしています。こちらに登録すると現地にある日本大使館から何か緊急のお知らせがあった時に、メールが届きます。
ケニアの首都ナイロビは一般犯罪が多くて治安が悪いので、常に最新情報を出しているTwitterをフォローしておくのもいいと思います。
緊急情報-在ケニア日本国大使館 (@JapanEmbKE_EMR) / Twitter
<渡航後>
現地の治安
一般犯罪に多いよ
はい、上記で書いた通り、アフリカの中でも、ヨハネスブルグに続き、ナイロビは治安の悪い地域です。出来る限り、事前にどこに行くか計画して、移動しましょう。ツアーやガイドは比較的安心ですが、ツアー中でもぼーと観光していると一般犯罪に巻き込まれます。
大使館から最新情報(領事・安全情報 | 在ケニア日本国大使館)をチェックしましょう。「週末に××でデモの開催予定。」等の情報が入ってきます。
私の周りで起きた犯罪はこれかがあります。
● スーパーに歩いている途中で拳銃を突き付けられて、パスポート・現金が入ったバック等すべて奪われた。
● 車を運転中に後部座席の窓を割って、後部座席にあったパソコンやバックを取られた。
● 道端で地図を見ようとiphoneをバックから出して、見ていたが、後ろから来た人に取られて、逃げられた。
これらは夕暮れ以降ではなくて、昼間に起きた事件です。どれも防ぐのが難しいですが、歩かないようにすることや大きな貴重品を持ち歩かないこと。携帯はポケットに入れないでバックにしまう等の小さな予防が必要です。
ホテル
ケニアではホテルに荷物を置いといて、盗まれるというのもよくあります。持ち歩くのは危ないけど、ホテルに置いておいても危ないし(笑)
ホテルに荷物を置いておく場合、貴重品(お金、パソコン)は鍵のかかるスーツケースやバックに入れましょう。私は、ケニアの地方ホテルに泊まる際は、ボストンバックに南京錠をつけて、ボストンバックをさらに自転車の鍵でテーブルやベッドに繋いで持っていかれないようにしました。ナイロビの8000円以上するようなホテルなら、スーツケースに貴重品を入れておけば十分かなと思いますが、安いホテル、Airbnb、地方のホテルの場合は、いつ従業員が裏切るかわかりませんので、注意してください。貴重品が手に届く場所にある場合、それを盗まれた場合は、あなたの責任です。そこに金目のものがあるのなら、取ります(笑)
写真撮影禁止
ケニアではテロ対策のため、あらゆる場所で写真撮影が禁止になっています。道端で写真を撮るのは、携帯を取られるという意味でも危険なので、やめた方がいいです。写真撮影をしているのを警察に見つかったわいろを請求される場合もあります。
ガイドさんや現地の人が一緒にいる場合は、ここで写真撮影がOKが聞いてみるといいと思います。
タクシー移動
基本的にタクシー移動です。街の中を歩いてゆっくりするという観光は地方に行かないとできないです。
タクシー犯罪がケニアは少ないので、タクシーで移動すれば安心です。しかし、慣れない場所だとタクシーを呼ぶのに自分のいる場所にきてもらえなかったり、到着した場所が違う場所で、歩かないといけなくなったりするので、気を付けましょう。
私はホテルからスーパーが10分であれば歩くこともありますが、おすすめしません。私はその辺の地理を把握していて、その場所その時間に人が通りがある等の条件で昼間だけ歩きますが、旅行客の方はその感覚がないので危険です。旅行客とケニアに住んでいる外国人の見分けも付くので、すぐにカモられます。
そんなに頭がいいなら他の仕事ないのかと思うくらい巧妙です(笑)ナイロビの犯罪者は、戦略を立ててグループで仕掛けることもあるので、一人に声を掛けられているうちにバックから財布を取られることもあるので、バックは自分の胸の前にあるようにしましょう。
英語でOK
ケニアはアフリカの中でも英語が話せる人が多く、ナイロビで観光客が行くようなホテルやスーパーでは英語が通じるので問題ありません。現地では英語、スワヒリ語の公用語のほかに、民族の言葉であるキクユ語、ルオ語等々が話されます。
『じゃんぼ!(元気?)』と言われたら、『サラマ!(よいよ)』と答えてあげましょう。
携帯電話のSIMカード
ケニアの最大大手サファリコムのSIMカードを作るのがいいと思います。
●ケニアで一番使われている
●Mpesa(モバイルマネー)
が使えるという理由です。
そして空港のサファリコムでここまでやれるといいです。
①SIMカード作り、
②Airtime(通話)とBundle(インターネット)を買い、
③Mpesaをアクティベートしてお金を入れておく
①SIMカード作る
ナイロビの空港に着いたら、出口の外にあるサファリコムショップでSIMカードを作るのがいいと思います。他のお客さんもいれば混んでいると思いますが、私は前に1人いて、30分くらいで作れました。作成にはパスポートが必要です。SIMカード登録してすぐにネットが使えるようになりました。空港ですぐSIMカードが作れれば、インターネットが使えるので、そこでUberを使って、空港からタウンに移動することができます。空港には沢山タクシーがいるので、値段交渉しても良いですが、だいたいUberより高いです。そして、空港からホテルに移動してから、近くにあるサファリコムを探して、SIMカードを買いに行くというのも面倒なので、空港でSImカードを作るのが手っ取り速いと思います。
SIMカードにはPINコードが必ずあります。携帯の電源が切れてまた開く時にPINコードが求められます。忘れてしまうとSIMカードが使えないので、PINコードが書いてあるカードの写メを撮っておくのがいいと思います。
②Airtime(通話)とBundle(インターネット)を買う
SIMカードを購入したら、Airtime(通話)とBundle(インターネット)を購入します。滞在日数に長さによって、決めるのがいいと思います。空港では通話とインターネットがパッケージになっているものがあるので、初めての方はそれで買うのでもいいと思います。Airtime(通話)とBundle(インターネット)をそれぞれ必要な分だけ個々で買う方が安いと思いますが、ちょっと面倒です。
SIMカードを購入する際には、現地通貨のケニアシリングが必要になります。事前に空港で両替するか、ATMから引き出すのがいいと思います。
③Mpesaをアクティベートしてお金を入れておく
サファリコムでSIMを買った後にMpesaを使いたいからアクティベートしてとお願いしてください。そうするとモバイルマネーが使えるようになります。Mpesaにお金を入れておくと、
●追加でAirtime(通話)とBundle(インターネット)を買いたい時に使える。
●買い物やレストランの支払いで使える。(現金で持ち歩かなくていい)
ということでできるのでおすすめです。
Mpesaにお金を入れたり、引き出したりするのは街にあるサファリコムと書いてあるキオスクでもできますが、これもまた面倒なので、空港でやりましょう。
『Can I deposit 3000Ksh to Mpesa?』と聞いて、好きな金額を入れておくといいでしょう。Mpesaは、道端のお店以外なら、レストラン、スーパー、タクシーでMpesaが使えるので、沢山現金を持っておくより、Mpesaに入れておくがの安心です。
私は空港のATMで40,000シル(約4万円)下ろして、20,000シルをMpesaに入れて、20,000シルを手元に持っていました。
必ずMpesa用の4桁のパスワードを設定するはずなので、忘れないようにしてください。パスワードがないと支払いや送金ができなくなります。
Safaricomのアプリ
サファリコムのサプリは渡航前に事前にダウンロードしておくと便利です。Mpesaの残高を確認したり、友人への支払いをMpesaでするときに使ったりできます。
お店でMpesaで支払いをしたい時には、どうやって支払えばいいかお店の人に聞いたら教えてくれます。大体のケニア人はやさしいので、手伝ってくれます。
こちらの動画でも使い方が説明されているので、参考にするのがいいと思います。
タクシー
ナイロビや地方都市では、Uberが使えます。ナイロビであれば、Uberで移動できるので非常に便利です。また、Boltというタクシーアプリもあるので、ダウンロードして登録しておくと良いと思います。ナイロビ郊外だったり、早朝だったりするとタクシーが走っていない場合もあるので、念のため他のアプリもあると安心です。
Uberを使う場合には、現金、クレジットカード、Mpesaで支払いできますが、タクシーを呼ぶ前に支払い方法は設定されているので、途中で変更するができませんので注意を。クレジットカードを登録しておくと、毎回現金で支払っておつりがないというくだりをやらなくて済むので、お勧めです。しかし、タクシードライバーによっては現金で支払ってほしいという人がいます。迎えにきたけど、クレジットカードなら嫌だと言ってキャンセルする場合もあります。それは諦めて次のタクシーを探してもいいと思います。
注意①クレジットカード
クレジットカード払いの場合は、移動先に着いた時に現金で支払う必要がないので、『はい、着いたよ。じゃーねー』となるのですが、そこでちゃんとドライバーがその移動を終了させているか確認してください。終了していないとそのまま適当に走って、追加で料金を請求されることもあります。ドライバーが終了すると手元のUberのアプリでも完了で金額が出てくるので、それを確認しましょう。終了していない場合は、『Can you finish?』と言って催促しましょう。
注意②なかなかタクシーがこない
タクシーが近くにいてあと5分で来ると表示されているのになかなか来ないこともあります。道がわからない場合は、ドライバーがトイレに行ってたり、違うアプリで他のお客さんを乗せてたりします。GPSでタクシードライバーが向かっているかどうかわかるのですが、5分以上動かない場合はキャンセルして他のタクシーを探すのでいいと思います。こんなそんなあるので、タクシー移動する場合は、早めにタクシーを呼んで移動しましょう。
注意③外出先で迎えに来てもらう時
タクシーに迎えにきてもらう時に、GPSでどこにいるかタクシードライバーはわかっているはずなのに、地図が読めないので、どこにいるか聞かれます。なので、ドライバーが決まったら、すぐにメッセージ機能で、どこにいるか伝えてあげるのがいいと思います。「Hi. I am at *** Japanese restaurant.」と送っておくと楽です。
レストランやお店の名前を言っても、タクシードライバーが場所をわからない場合が多いです。レストランの人にタクシードライバーと話してもらって、場所を説明してもらうのがいいと思います。また、他のショッピングモールやスーパーでもビルのセキュリティーの人とかに電話を替わってもらって、現地語で場所を説明してもらえると簡単です。でも、道を歩いているその辺の人に携帯電話は渡さないでください(笑)。
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では、ケニアに渡航するために最低限必要なことを書きました。ホテルや観光地情報についても今後書いていきたいと思います。
ナイロビは東アフリカを代表する大都市で、日本食レストランもあれば、国立公園で動物も見れて、スラムもあります。いろんな顔を楽しめる一方で観光客は一般犯罪に巻き込まれる可能性が高いので気を付けて下さい。
アフリカ大好きりさぴょん(@LisapyonKenya)でした~