アフリカ大好き~国際協力で戦う36歳・りさぴょん日記。

アフリカ、女性の国際協力のキャリヤや経験を書き残していくためのブログ。

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2年で職を変える国際協力の世界。仕事を探すのに苦労しませんか?私の転職記録。

アフリカ大好きりさぴょん(@LisapyonKenya) です。

 
今日は大学生からもらった質問に答えていきます。

「りさぴょんさんは、アフリカでいろんなご経験をされていますが、仕事を探すのは大変ですが?」

ケニアに旅立つ同期
 
結論
「仕事探すのに苦労しません。
 まったく。私は逆に1箇所にずっといるのは窮屈です(笑)」
私は自分の興味やキャリアとして必要なスキル、優先したい待遇(給与VSやりがい)が、どんどん変わっていくので、働く場所を変えられるというのは魅力的です。
私が転職していく時に優先したことや決め手について書いていきます。
 
目次

国際協力の世界

国際協力は、2-3年でどんどん転職していくことが多くあります。
 
理由
●国連職員、JICAや大使館の契約職員の契約が2-3年が多いから
●2-3年働いてスキルを得たら、次に行きたいと考えてる
 
大使館で働く草の根委嘱員は最大3年、専門調査員は通常2年。
JICA企画調査員(企画)は2年。
JICAボランティアは2年。
 
例外もあります。
NGOで新卒以来10-20年間働いてる方
●JICAの正職員でずっと働いてる方(国内外の異動はある)
●国連職員(WFP等)はpermanent に近い形。いろんな国への異動はある
 
私の今までの経歴を元にどうやって仕事を選んできたのが、その時に選択と気持ちを書いていきたいと思います。
 

就活①大学3年生

国際協力やりたいけど、新卒で雇ってもらうのは無理だろうなと思い、第二希望の貿易関係の会社を受けました。JICAを新卒で受けましたが、落ちました。
 
ボランティアしてたNGOの人にも民間企業で経験を積んできたら?と言われました。
今思えば、これは間違い。
私はヨネックス で5年働きましたが、得たスキルは理不尽な上司に耐える忍耐力だけです。もちろん友人で証券会社やコンサルで働いて、経済の仕組みやマーケティング、事務(報告書の書き方)を学んだという方がいて、国際協力に限らず、いろんなキャリアで役立つ経験や知識を得られると思います。しかし、単に民間企業を経験するだけでは、その後のキャリアに役立つような経験にはなりません。
 
私がいたヨネックスでは人材育成のような視点がなく、最初の半年だと面接があって仕事がどうかとかどんなことやりたいか聞き取りしてもらえましたが、その後は二度となかったです。忙しくて後回しにしてたようです。では、自分でアピールすればよかったのではないかというと、それもやりましたが、係長課長レベルが忙しいし、部下を育てるみたいな視点がありませんでした。これは当時の係長課長が悪いわけではないと思っています。会社としてちゃんと評価や従業員の働き方を改善していこうという姿勢があって、環境や体制がなければ、一人の従業員がやる気があってもできないものだからです。
 
なので、民間企業で働きたいて、まず知識を得たいと思う方は、会社選びを慎重に考える必要があるし、人材育成や社会の待遇改善に取り組んでいる会社は人気があるので、受かるのも難しいと思います。
 
そうゆう意味だと、国際協力ですぐ働きたいと考える人は、大学生時代にNGOで1年以上インターンをする。新卒で雇ってもらえるように一生懸命やる
というのもありだと思います。大学生インターンを長期でしていた人が、NGOで職員と採用される場合が多いです。私の周りに3-4人います。雇うNGO側もどんな人がわかってるし、多少スキルがなくても、人柄がよく、パッションがある人を雇いたいと思うからです。これに関してはそのNGOが大好きで、本当にNGOで働きたいと強いパッションがある人だけが対象です
 

就活②ヨネックス 退職→JICA海外協力隊

ヨネックスの同期に見送られる私
27歳社会人4年目の私はこのままでいいものかと疑問をもちます
周りが結婚や転職、留学をしている。
私は結婚したかった彼と別れ、趣味のソフトテニスで目標を達成。
 
「本当にやりたいことがなんだっけ?」
 
社会人になってもボランティアを続けたいと思ったけど、仕事を始めると自分でいっぱいいっぱいだし、趣味のソフトテニスで週末は忙しい。
 
でも、やっぱり貿易ではなくて、国際協力をやりたかったんだよね。
 
ネットで調べてみて、JICA海外協力隊が1番いいという結論になりました。
1. 途上国での現場経験を積める →今後国際協力のキャリアに繋がる
2.語学研修がある →英語力がなくても、大丈夫
3.手当ももらえて安全もある →貯金がなくても2年間海外で安全に暮らせる
 
そうして、大学の奨学金の返済を終えた私はOLを辞めて、ケニアに行きます!
今振り返ってみると私がしたこの選択は間違ってなかったと思います。
 

就活③JICA海外協力隊→NGO

住民の前で自己紹介する私
ケニアで活動する中で、「あなたの専門は何?What is your profession?」と聞かれることが多く、答えられませんでした。私は大学が英米語学科なので専門が英語です。英語話せるなんて当たり前の世界で、それを言うのは恥ずかしく、専門というほど英語話せてない(笑)現地の児童相談所に派遣された私は開発の中における子どもの支援専門にしたいと考えるようになり、キャリアとして修士号が必要という側面もありましたが、研究してみたいテーマにも出会いました。
 
が、IELTS 点数が足りず、準備も足りずすぐには留学できず、一度NGO就職することにしました。
 
NGOの海外事業部が希望でしたが、私の経験では受かりそうなところがありませんでした。NGOの国内事業部と開発コンサルの国内事業部に受かり、給与が同じであればということで、NGOを選びました。
 
パレスチナ子どものキャンペーンで国内事業担当として、広報を担当しました。
NGOは隊員が終わったばかりで日本の常識がない私を暖かく受け入れてくれ、楽しい日々でした。コアのボランティアさんがめっちゃ優しくて今でも感謝しています
 

大学院への進学

同級生とみんなでハーグのマラソン大会に参加
私は開発学の中で子どもの支援を学べる学科を探し、オランダのISSにしました。
よく「どうしてオランダだったの?」と聞かれますが、イギリスでもアメリカでも良かったけど、学びたいテーマを研究している教授がISSにいたというそれだけです。結論オランダの大学院は1年半あり、半年かけて論文を書く時間があって、よかったです。移民が多い国でもあり、自分が外国人ということが特別ではない環境でありました。
 

就活④オランダ 大学院→NGO

大学院では、「Deinstitutionalization -institutional care to family care in Kenya」を研究テーマにしました。
子どもにとって孤児院が安全な場所ではないと知り、それに対する政策や対策について論文を書きました。

www.lisapyon.com

パッションを持った私は途方にくれました。やはりJICAで働くのが王道で給与も悪くないと思ったのですが、私の専門性を活かせる仕事がない!(笑)

Children and youth studiesが専門ですが、JICAにそんな分野がありません(笑)
  • 教育
  • 公衆衛生
  • インフラ
  • 農業
 
私は「子どもの福祉」が1番近い言い方ですが、JICAにそんな分野はなく、それに伴い、JICAの下請をすら開発コンサルにそんな分野がありません(笑)
 
さて、困った。
JICA企画調査員は給与がいいのでやりたかったのですが、受からず。教育の募集だったけど、それなら私より専門性のある人がうじゃうじゃいるので勝てないです。
 
たまたま募集にあったNGOが私のやりたかったことにマッチして、そこに合格をもらいました。それが、エイズ孤児支援NGO•PLASです。貧困家庭のお母さんを支援するような事業は、私の夢で「子どもたちが施設ではなく、家庭で家族と安心して暮らせる」を実現させるために、マッチした事業を実施していました。
 
NGOでは、給与が安いという課題があったので、「最低2年はやります」と言って入り、ちょうど2年でやめました。エイズ孤児支援NGO•PLASは、すごくフレキシブルで、自由な働きやすい団体でしたNGOでもこんなに自由度が高く、柔軟な団体はないと思います。出勤時間を当日変更したり、休憩を長く取る等働き方が自由で、上下関係もありません。代表や事務局長が掃除や雑用をやってるのは最初衝撃的でした(笑)

就活⑤NGO→大使館

ハラレの丘でみんなでピクニック

国際協力の中では国連を目指す人が多く、JPOが大きな目標です。私の周りでもJPOを目指してキャリアを積む人が多く、とても刺激を受けました。
PLASは好きだけど、自分がもうそこでは成長しないと感じ、就活を考えました。でも私は国連は興味ないしな。障害のある子どもの支援をしたいなと思ったけど、特別支援や福祉な経験や資格がなく、雇ってもらうことも厳しい。
 
大学院の借金もあるので、一度出稼ぎに行こう!(笑)
 
給与の良さそうな大使館にしました!
「三関さんには大使館は無理だよ。」
「ムカつくからって上司殴ったらダメだよ」
という素敵なアドバイスを周りにもらいながら、2つのポジションを検討し、草の根にしました。
  • 草の根外部委嘱員
  • 専門調査員
専門調査員の方が断然待遇が良いです、外交官扱いで、休暇で日本に帰る時の航空券も出してもらえます。しかし、「経済政治に関する調査」は私にはかなり程遠い分野。。。草の根委嘱員の方がまだいい。ということで、草の根委嘱員を受けました。
 
草の根委嘱員をやって良かった時思います
●給与が高い
●業務委託なので、副業OK。勤務時間は自由。
●有休がない代わり、休暇を取るのも自由
 
他の職員は8:15-17:00びっしり働かないといけないですが、私はあくまで言われた業務を完了すれば問題ないので、気が楽です。
 
ジンバブエで勤務してきて、時間とお金があるのでこれらができました
●大学院の借金(200万円)を返す
●フランス語教室に通う
●新しいスポーツにチャレンジする
●人生模索の旅に出る(ケニアタンザニアルワンダモーリシャスナミビア、南ア)
 

就活⑥大使館→ケニアへ!

そして、ソーシャルビジネスという新しいことにチャレンジしようと思っています。
 
課題
ケニアの障害のある子どもが施設に捨てられる」
解決策
「お母さんを雇用して、副収入を作り、自己肯定感を高める。」
 
国際協力の仕事であれば何かしら見つかるし、不安定だと思ったことはないですが、ビジネスはがっつりリスクのある世界なので、ぶるぶ震えますが、やりたいことを見つけられたのは、良かった時思ってます。
 
JICA海外協力隊が終わった時は将来UNICEFのChild protection officerになりたい!(カッコいいから笑)と思ってましたが、もっと自分らしい、自分が好きなことを見つけられたと思ってます。
 
自分の人生を長期的に計画するのもいいですが、自分の気持ちに素直に今やりたいことに飛びつき、そこで成長するための努力を積み重ねていくと、自分でも納得した選択ができていると感じます。後悔しない人生にするためにも、今やりたいことに素直になって飛び込むことが大切かなと思います
 
ということで、大学生からここに来るまでの転職履歴でした。基本的に私はやりたいことを優先してきたので、苦渋の決断というのはなくて、きのままに生きてきます(笑)
 
アフリカ大好きりさぴょんでした。気軽にコメント下さい。