アフリカ大好き~国際協力で戦う36歳・りさぴょん日記。

アフリカ、女性の国際協力のキャリヤや経験を書き残していくためのブログ。

MENU

開発業界で働く理由。

NGOで働いていると伝えると、

「心が広いんですね~」

「人助けがしたいんですね~」

と、言われる。

違うな。

なんでだろう。なぜ、私は開発業界で働くんだろう。

住民向け研修であいさつ@ケニア

 

小学校6年生の時に英語の塾に行ったことがきっかけで、

中学校で英語だけはいつもいい点数が取れた。

英語ができることがかっこいいとも思ってたふしもある。

だから、英語を使った仕事をしたい。

たとえば航空会社やホテルでサービス業に従事したいと考え、

外語大に進学。

 

アメリカやヨーロッパにあこがれていた

少女の心を奪う授業が
国際平和論

 

世界で何が起きているのか全く知らなかった。

毎日の食べ物に困る人たち。戦火の中、生き延びようと家族で逃げる人たち。そして、私が’先進国’で生きていること。

 

子どもの頃からの貯金をすべて

カンボジアへのスタディツアーにつぎ込んだ。

日本はまったく異なる生活、文化、宗教、人、経済。もっと知りたいと思った。

ここでテラルネに出会っています。認定NPO法人テラ・ルネッサンス(平和教育・地雷・小型武器・子ども兵))

 

が、国際協力業界で働くことはハードルが高かった。

JICAの採用試験はもちろん1次で落ちるし、

NGOで新卒採用していないし、

他の国際協力系に関われそうなところも受けた。

新卒では全部受からなかった!!

 

第二希望だった貿易関係のしごとに就いた。

働いてみると、自分の生活でいっぱいで週末にボランティアしようと思っていたが、その思いは消えた。自分のお金で趣味が堪能できるようになって、それどころじゃなかった。

 

4年後...

 

同級生の多くが結婚。出産。転職。留学。

 

仕事にやりがいを見い出せなかった

民間企業で働いているときの同期と。

 

よし、転職しよう。

でも何がやりたいのか。貿易関係?

違うなーやりたいのは国際協力

 

ふむふむ。検索をしてみるとそうやら、3つのスキルが必要だと。

●英語力、語学力

修士号

●海外勤務経験

 

どれも持っていない。

そんなあなたにおすすめされたのが、青年海外協力隊

アフリカに行ってみて、自分に合わなかったら、またOLに戻ろう。

 

2年後。

 

開発業界で生きていくことを決める。

どっぷりはまったー!!(笑)

アフリカたのしー

ケニアの子どもの社会福祉の専門家

になるぞと決めた!

 

これからどんどん成長していく社会に関われるってたのしい!

変わっていく社会の中で、

乗り残される子どもがいない社会構造にしたい!

 これがあたしのパッションだ!!!

 

しかし、

 

ケニアに2年住んでみて、もっと知りたいことがあるし、やりたいことがあるけど、経験も知識もない。語学力もない。お金もない。実行できる地位もない。

 

お金と時間を掛けて、すべてを備えていく。

いま、その過程に立っています。

それがいま、開発業界で働く理由。

 

下校中の子どもにもみくしゃにされるわたし@ケニア